2013年 活動情報

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2013年10月8日河北新報夕刊に野々下孝の記事が掲載されました。

オペラ遠い帆 出演

上演概要

●作品/ 作曲:三善晃、 脚本:高橋睦郎
(原作/小沢書店刊・高橋睦郎作「遠い帆」)
●期日/ 2013年12月7日・8日(土・日)
●会場/ 東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
●主催/ 仙台市、公益財団法人仙台市市民文化事業団

 

スタッフ・出演者

■総監督: 宮田慶子(新国立劇場演劇部門芸術監督)
■指揮: 佐藤正浩
■演出: 岩田達宗
■ソリスト: 支倉六右衛門常長=小森輝彦、 ルイス・ソテロ=小山陽二郎、伊達政宗=金沢平、 徳川家康=井上雅人、 影=平野雅世
■美術: 島次郎
■衣裳: 半田悦子
■照明: 沢田祐二
■舞台監督: 菅原多敢弘
■合唱指揮: 今井邦男
■合唱指導: 石川浩、佐藤淳一、千葉敏行
■副指揮: スティーブン・シャレット、辻博之
■コレペティトール: 服部容子、矢田信子
■演出助手: 喜田健司、渡部ギュウ
■舞台監督助手: 石井忍ほか
■合唱: オペラ「遠い帆」合唱団
■児童合唱: NHK仙台少年少女合唱隊(総監督=大泉勉)
■黙役: 仙台在住の俳優・ダンサー
■管弦楽: 仙台フィルハーモニー管弦楽団
■制作協力: (株)東京コンサーツ

杜の都の演劇祭 記者会見 リーディング

野々下孝構成・演出 総合学園ヒューマンアカデミー仙台校パフォーミングアーツカレッジ卒業公演

SENDAI座☆プロジェクト2013『鳴子温泉郷物語』タルタロスの足湯

■脚本・演出:クマガイコウキ

■出演:樋渡宏嗣、渡部ギュウ、戸石みつる、西塔亜利夫、野々下孝、永澤真美、佐藤遼一、嶺岸加奈、阿部栞、吉田智之、星野まり

■タイムテーブル

102日(水)19:00
10
3日(木)19:00
10
4日(金)14:0019:00
10
5日(土)14:0018:00
10
6日(日)13:00

■会場:仙台市宮城野区文化センター・パトナシアター

■料金

【発売日】2013/07/20

一般前売   3,000円 (当日3,500円)
大学・専門学生  1,800円 (当日2,000)  
中高生    1,000円 (当日1,200円)
小学生        無料
※未就学児童の入場は、ご遠慮ください。

■説明

鳴子温泉郷の旅館経営者である湯守源泉と内海稔、市会議員の日枝誠の三人は、
町の活性化のために『タルタロスの足湯』という演劇公演を企画する。
有名演出家と人気女優の参加も決まり、初日へ向けて稽古が始まるが、そんな
中、降って湧いたように「パンダ誘致」の話が持ち込まれる。更に、それまで水
面下で錯綜していた各人各様の思惑や秘密が明るみになり、現場は混乱を極め
るのだった。果たして幕は開くのか!
※タルタロスとはギリシャ神話に登場する神。その名を聞いただけで、人間はおろか神々ですらも怖気をふ
るったという奈落そのものを現すらしい。

■予約・お問合せ

野々下孝 nono123jpjp@yahoo.co.jp

http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=47714

次代を担う子どもの文化芸術体験事業―派遣事業―

野々下孝構成・演出 劇団ひまわり仙台エクステンションスタジオ発表会

劇団ひまわり 仙台エクステンションスタジオ 発表会

■7/30 18時~21時(多少前後する可能性有り)

■福祉プラザ ふれあいホール

幼児クラスから青年部まで、各クラス30分程度の発表会です。是非劇場にお越しください。野々下は初等部の構成・演出・演技指導を担当しています

仙台シアターラボ公演『透明な旗』

野々下孝出演 SENDAI座☆プロジェクト2013春<番外公演> 「僕たちの好きだった革命」

総合学園ヒューマンアカデミー仙台 2012年度進級公演

専門学校の生徒たちの二本立て進級公演を構成・演出します!!

ものまね、ダンス、寸劇、コント全て学生が考えて創ったものを構成演劇としてお見せします!
上演時間は60分。
専門学校で演技を学びたい方、教えたい方、若い力に触れたい方、是非ご来場ください!!
明日を担う若手が育っています!!

 

2013_3

 

【日時】2月17日(日) 11:30~17:00 ※/受付 11:00開始(参加料無料)

【場所】エル・パーク仙台 6F「スタジオホール」
仙台市青葉区一番町4丁目11番1号141ビル(仙台三越定禅寺通り館)

【内容】※ステージ進行によって変更もあります
●パフォーミングアーツカレッジ
「声優専攻1年 進級公演」①2組11:30~ ②1組15:40~

■ お問合せ 学務課/電話022-712-7035/担当講師 今野

 

『進級公演』観劇のしおり

パフォーミングアーツ講師 野々下孝 

■構成演劇とは

この公演は「構成演劇」という形式で上演されます。美術に詳しい方なら「コラージュ」といえば、多少理解の手助けになるかもしれません。いわゆる、誰がどうしてどうなったという意味でのストーリーはありません。短い演劇的な断片を重ねて、「恋愛」をテーマに一つの印象を物語っていきます。

 

前のシーンがこうで、次がこうだから・・・と見ていくと、何のことやらわからなくなると思います。撮った場所も時間も違う写真を次々とスライドで眺めていって、最後に「ほんのりした感じ」とか「つやつやした気持ちになる」という感じ方をするのと似ています。「進級公演」の場合、撮られた人間は共通しています。出演者達が総体としてどのような存在であるか、それは視点をどこに置くかで違ってきます。様々な恋人達とみるか、現代の若者と見るか、演技を学ぶ学生たちと見るか。どのように見ていただくのも自由ですし、そのような印象の全体が表現なのです。

 

俳優のほとんどが今回、初めての舞台になります。純粋な印象を切りだすにはまだまだ経験も技術も足りませんが、それでも見終わった後に訪れる印象に静かに目をこらし、耳を澄ましていただきたいと思います。そしてもし可能なら、ささやかで結構です、全力で舞台表現に取り組んだメンバーを拍手で祝福していただければ幸いです。

 

■様々な演技トーンが存在する舞台

構成要素は以下のものになります。

〈ショートストーリーズ〉 誰か一人が台本を書くのではなく、メンバーが相談して作る日常的なストーリー。

〈エチュード〉 あるルールのもと、ゲーム感覚で、爆発的なエネルギーを放出するシーン。

〈ルパム〉 メンバーが相談してつくるオリジナルダンス。

〈ものまね〉 身近にいる印象的な人を観察し真似ることで、自分以外の人格にジャンプすること。

〈ショートシーン〉 メンバーが相談して作る抽象的なシーン。

これらの要素は、1つ1つ異なる演技トーンで成り立っています。

様々な演技トーンを浮遊し、異なるテンションを内包する俳優の身体こそが、この舞台の特徴です。

プログラムディレクター:野々下孝 ー仙台シアターラボ

小説によるリーディングパフォーマンス。上演時間約60分
俺は桜の美しさに堪えられない。桜を見ていると不安になる。だが、桜の樹の下に屍体が埋まっていることを想像したとき、あの美しさの意味がわかった――。桜の美を「死」のイメージと重ね合わせることで、心の均衡を保とうとする「俺」。その繊細な神経と想像力を詩的モノローグで描いた「桜の樹の下には」と、梶井自身の書簡を交えた構成で上演。

日時:2013年2月2日(土)-5日(火)

会場:欧州屋

 仙台市青葉区一番町2-7-3 サンモール日泉ビル4F 022-267-6975

料金:2,200円(ハンバーグデミグラスソースとドリンク付き)

出演:澤野正樹 ー仙台シアターラボ  野々下孝 ー仙台シアターラボ  本儀拓 ーキーウィ サウンドワークス(音響効果)

詳細:http://www.morigekisai.com/original2012/G/index.html

 

『桜の樹の下には』観劇のしおり プログラムディレクター 野々下孝

 本日は杜の都の演劇祭2012に足をお運びいただきありがとうございます。

今回上演する『桜の樹の下には』は、小説「桜の樹の下には」と、梶井についての評論、梶井自身の日記や手紙、俳優が「桜の樹の下には」から感じた印象などをテキストとして使用し、梶井基次郎という人物を病跡学的に解き明かした構成演劇になります

「自分が壊れるかもしれないという、死に近い状態でいることで、生きるための禍々しいまでのエネルギーが放出されている人物」である梶井基次郎の書いた作品は、自身が持っている狂気が、視覚に現れたものなのではないか。そしてそれはある種、強迫観念から来るものなのではないかと考えました。

梶井は現代に生きるアーティストに問いかけています「病理をアートに昇華できているか」と。

梶井の中の相反する二つの側面、「澄みたい気持」と「濁りたい気持」、「理想精神」と「放蕩精神」から妄想を膨らませ、ドッペルゲンガーとしてとして描く「印象 梶井基次郎」とも言える作品です。

それでは最後までごゆっくりお楽しみください。

 

Aチーム公演 『血とミルク』 詳細


【構成・演出】 野々下孝(仙台シアターラボ)

 

【出演者】

太田賢(東北学院大学演劇部)

小野寺瑛子

川口朋子(ヒューマンアカデミーパフォーミングアーツカレッジ)

紺野夏未(ヒューマンアカデミーパフォーミングアーツカレッジ)

宍戸雅紀(東北学院大学演劇部)

三浦貴恵(東北学院大学演劇部)

 

【スタッフ】 照明:西邑太郎(東北大学学友会演劇部)

 

【会場】

ギャラリーターンアラウンド(http://turn-around.jp/)

980-0805宮城県仙台市青葉区大手町6-22 久光ビル1階

 

【日時】 (開場時間・受付開始時間)

2013119日(土)13:00~/19:00

       20日(日)13:00~/17:00

(開場は開演の30分前となります)

 

【チケット料金】

前売1800

学生1500

※当日券は両券種500円増となります。

ご予約はこちらから!!https://ticket.corich.jp/apply/41321/

 

【お問い合わせ】

MAIL:wakadate@gmail.com

TEL:080-3755-8878(コハマ)

『血とミルク』観劇のしおり      野々下孝 

■クリエーションについて

今回は以下のようにクリエーションしていきました。

①メンバー全員で『血とミルク』から連想する言葉を出す。

②その言葉から演出が考えたお題が出す。

③お題から考えた演劇的な断片を俳優が提示する。

④演出が断片に状況などを付加して、別の意味を付けていく。

②~④を繰り返し約70(20シーン)の構成要素を創る。

⑤構成要素を繋げるための繋ぎのシーンを創る。

⑥通し稽古

上記は、通常の演劇のクリエーション ・戯曲を書く ・本読み ・立ち稽古 ・通し稽古 の「戯曲を書く」「本読み」「立ち稽古」を①~④までで行うということになります。俳優の持てる作家性を最大限に引き出すためにこのような創作法をとりました。

■構成演劇

この公演は「構成演劇」という形式で上演されます。美術に詳しい方なら「コラージュ」といえば、多少理解の手助けになるかもしれません。いわゆる、誰がどうしてどうなったという意味でのストーリーはありません。短い演劇的な断片を重ねて、一つの印象を物語っていきます。出演者は経験の浅い者が殆どです。純粋な印象を切りだすにはまだまだ経験も技術も足りませんが、それでも見終わった後に訪れる印象に静かに目をこらし、耳を澄ましていただきたいと思います。そしてもし可能なら、ささやかで結構です、メンバーを拍手で祝福していただければ幸いです。

■様々な演技トーンが存在する舞台

構成要素は以下のものになります。

〈ショートストーリーズ〉 誰か一人が台本を書くのではなく、メンバーが相談して作る日常的なストーリー。

〈ショートシーン〉 メンバーが相談して作る抽象的なシーン。

〈フリーエチュード〉 あるルールのもと、ゲーム感覚で、爆発的なエネルギーを放出するシーン。

〈ルパム〉 メンバーが相談してつくるオリジナルダンス。

〈ものまね〉 身近にいる印象的な人を観察し真似ることで、自分以外の人格にジャンプすること。

これらの要素は、1つ1つ異なる演技トーンで成り立っています。様々な演技トーンを浮遊し、異なるテンションを内包する俳優の身体こそが、この舞台の特徴です。

■夢

若者がみた夢をモチーフに、創作を進めました。夢というもう一つの世界に生きるもう一人の自分は、必ず現在の状況や、精神状態に影響を受けている。その精神状態を人体実験のように炙り出し、甘くて優しくて安全な日常に潜む、グロテスクな非日常を描きました。